- Wild Things社
- TENNIER社
- DJ Manufacturing社
- Sterlingwear of Boston社
これらのECWCS LEVEL7はすべて手にしたことがあります。※実際にアメリカから何着も仕入れてたので。
EPIC生地
結論から言うと、ワイルドシングスの違いは、生地ですね。EPICが使われているので。触り心地は、カシャカシャして、丈夫なナイロンって感じです。
EPIC生地とは、通常のナイロンやポリエステルの繊維にシリコンを含浸させた特殊な生地のことです。このシリコンコーティングにより、EPIC生地は優れた撥水性と防風性を持ちますが、通気性も保たれるため、蒸れにくいのが特徴です。
主にアウトドア製品やミリタリーウェアに使われており、軽量かつ丈夫で、雨や風などの厳しい天候条件にも対応できるため、高機能素材として知られています。
EPIC生地は水を弾くが完全な防水ではないため、大雨や長時間の水濡れには限界があるものの、軽い雨や風には非常に効果的です。また、シリコンコーティングによって柔らかい手触りが保たれているため、着心地も良好です。
※長時間、大雨にさらされることは滅多にないと思うので、普通に優れた撥水性と防風性を持つ生地とイメージしておけばOKと思います。
では、EPICは、ワイルドシングスしか使われてないのか?と言われると、そうでもないです。レプリカのECWCS LEVEL7にもよく使われています。
製造メーカーによる生地感やその他の違いについて
ECWCS Level 7ジャケットは、Wild Things社、TENNIER社、DJ Manufacturing社、Sterlingwear of Boston社など、さまざまなメーカーが製造していますが、たとえ同じ軍用規格に基づいて作られていても、生地感や重さ、仕上げのディテールに若干の違いがあります。
これらの違いは通常は小さなものですが、手触りや見た目に影響を与えることがあり、あるメーカーはやや重厚で丈夫なバージョンを作ることが多く、別のメーカーは軽めの素材を使うこともあります。
軍・戦闘で使う場合はシビアになる必要があるかもしれませんが、ファッションで着る場合、特に気になりませんよ。
本物かどうかの判別方法はNSNでは不十分?
十分です。※経験と慣れが必要
NSNをそのままパクっても、実際、生地や色の特徴と違いますから。NSNコントラクトナンバーを実際に調べた人ならわかりますが、本物なら、ジャケットの特徴(サイズ、色、生地など)すべて一致します。
しかし、偽物の場合、(サイズ、色、生地など)の一部が一致しません。実際に見たことがあります。
ADSTACTICAL社製のecwcsは実物を製造しているメーカー?
ADSTACTICAL社は、米軍向けに装備や製品を提供している企業です。具体的には、米軍の要求に応じた製品の調達や納入を行っており、各種ミリタリーギアや装備品を提供しています。
ADSTACTICAL社は、戦闘服や防護具、装備システムなど、軍事や防衛分野に関連する製品を取り扱っているため、実際に米軍との関係を持っています。
個々の製品、特にECWCSのような装備が米軍に公式に採用されているかどうかについては、特定の製品やモデルに関して確認が必要です。
ADSTACTICAL社が実際に米軍向けに製造しているメーカーであるか、または商業市場向けに同様の仕様で製造しているのかを見分けるポイントとして、次の点が重要です。
- NSNやコントラクトナンバー: 正式な軍用品には、NSN(NATO Stock Number)やコントラクトナンバーが付与されていることが多いですが、偽造品もこれを模倣することがあるため、これだけでは十分ではありません。
- 製品の詳細: 米軍向けの実物であるかどうかを確認するには、製品の縫製品質、使用されているジッパー(YKKなど)、ラベルの正確さなど、細かいディテールをチェックする必要があります。
- 信頼できる販売元からの情報: 製品を販売しているディーラーや、信頼性の高いレビューを参照して、ADSTACTICAL社が実物製造を行っているかを確認することも有効です。
信頼できる販売元
個人的には、WAIPERさんが信頼できます。
実際、実物を多く取り扱っていますし、日本一のミリタリー倉庫を持ってるほどですからね。僕もWAIPERさんでECWCS LEVEL7を購入したことがあって、実物でした。※かっこいい復刻版も売ってます。
ワイルドシングスは品薄かな~。
以下にリンクを貼っておくので、一度チェックしてみるといいですよ。
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